良い焼酎を作るには良い原料が必要です。

私達は国内産(九州内産100%)の麦を使用し、更に自分達の手で
育てた麦で焼酎を作る事にチャレンジしています。

『民間流通を勝ち取ってからの麦作り』
今まで宮崎県の麦流通は政府流通のままになっていましたが。今では、私達の働きかけにより、
宮崎県経済連と宮崎県のご理解とご協力を頂き、ついに政府流通から民間流通に移行する事が
できるようになりました。これにより、宮崎県内の麦を明確に指定して購入する事で、私達の求める品質、
精麦加工もできるようになったのです。「この畑のこの麦を」という指定ができる様になったのです。
やっと私達の麦作りが認められ、理想とする「農の中の酒造り」に近づくことができました。
またこのことは、宮崎県内の麦を積極的に購入する責任が私達に生まれたということです。
それを覚悟の上で民間流通を押し進めて参りました。「宮崎の麦で宮崎の焼酎を」・・・私達の夢にまた
一歩近づいてきました。そして、今年は更に宮崎県民間流通協議会の発足も行う事ができました。
宮崎県麦の民間流通を円滑に進めるため、産地の生産事情、実儒者による品質要望、産地別銘柄別需給
事情等の情報交換により、地域の実態に即した協議を行う事が可能になりました。
今後も、より積極的に宮崎での麦作りに取り組んで参ります。



1.ニシノホシの誕生
外観品質・収穫量の良い「ニシノチカラ」を母に、外観品質・醸造特製の良い「栃系145」を父に誕生しました。

2.性格
厳しく育てられ、テキパキとして我慢強い麦に成長しました。ニシノチカラに比べ出穂期は1~2日早く、
成熟期は2~3日早い早生種です。また、たとえ雨や風にあっても倒れにくいです。病気(大麦縞萎縮病、
赤かび病・うどんこ病にも強いです。

3.品質特製
粒質は硝子質ですが、搗精に要する時間は短く、精麦白度が高いです。
搗精時の欠損粒の発生も少なく、精麦の外観品質は優れます。穀粒成分では、蛋白質含有率はやや低めで、
焼酎原料用として重要とされる澱粉含有率はやや高いです。焼酎醸造適性では、麹の消化性・糖化性が高く、
製麹性が優れています。

4.適応地帯と普及見込面積
地帯は西南暖地の平坦地が中心になります。福岡県、長崎県、大分県で採用が決定し、
シノチカラに換えて普及が見込まれます。普及見こみ面積は3県で計2000haです。
佐賀県や熊本県、鹿児島県においても優れた成績を示しており、これらの県でも有望視されています。

5.栽培上の注意
1.春播型の早世種であるので、適期播種につとめ、極端な早播を避ける。暖冬年や早播きの
場合には早めに踏圧を繰り返し、茎立ちを抑制する。
2.千粒重がやや小さくなることがあるので、排水対策を十分に行い、粒の充実をはかる。