2008年~2009年・大麦栽培日記

Published by admin on 04 6 月 2009

2008年10月 播種前会議

私たちの大麦栽培も12年目を迎えた。数多くの失敗と経験を積み、
栽培技術は格段に進歩した。しかも今年度は先進地視察も計画しており、
さらに栽培技術の研さんを積むことになる。
すべてを一等麦、反当たり400キロ以上の収穫を目指す。
「夢の実現」に向け、「明確な目標設定」のための議論は尽きない。
やるべきことは山ほどある。 「新たな決意」そして「天の恵み」を祈る。

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2008年10月 肥料「甦る大地」の散布

元肥の施肥は例年どおり「甦る大地」と「鶏糞の焼却灰」である。この2種類の肥料で
「土壌改良」と「窒素」「リン」「カリ」の肥料設計を行ったが、今年度は特に麦の茎を
強くするため「ケイ酸」も追加施肥することにした。
何といっても、肥料をやらないと良い作物は育たない。でも、やり過ぎても駄目だ。
元肥の投入量と施肥バランスが大事。麦の品質と収量に大きく影響する。人間も同じか、、、!!

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2008年11月 先進地視察 福岡県朝倉市

今期は、我々の麦作りを原点から見直すため、大麦栽培の先進地である福岡県朝倉地区の
麦作りを研修視察した。
農業器具の製造販売業である徳永鉄工の徳永忠生氏に優良大麦生産農家をご案内いただいた。
排水施設等が整備された佐賀県小郡地区とは違い、福岡県朝倉地区は排水施設等、基盤工事の
ない圃場条件等、我々と同じである。
サブソイラー耕、プラウ耕、水はけ対策等、地作りの基本の大切さを学ぶ。
畝立て、麦踏3回、土入れ3回、追肥等「やるべきこと」の大切さを学ぶ。
やはり基本が大事。基本が。基本を忠実に実践するしかないのだ。

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2008年11月下旬~12月初旬 播種

畝立て播種機による播種。
今年度の播種は朝倉地区での学習に習い、少し播種時期を遅らせた。12月に食い込んでの
播種となった。
何故か、例年、この時期に雨が降る。雨の少ない季節なのに、、、「播種が遅れすぎないか」
気をもませる雨だった。

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2008年12月下旬 発芽

この時期には雨もなく順調に発芽してくれた。
播種時期を少し遅らせたので発芽は少し遅かった。

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2009年1月~2月 麦踏み

「麦踏み」は鎮圧ローラーによって行う。
「麦踏み」は茎の分けつを促し、根張りを良くする。麦を強くするために必ず行わなければ
ならない作業だ。今年は3回実施した。

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2009年1月~2月 土入れ

「土入れ」は乗用培土機で行った。
「土入れ」は「麦踏み」と同じ時期、交互に行う。土を入れることにより茎の分けつ、
根張りを調整する。
厳しい親心。踏んで埋めて厳しくしながら力強い成長を祈っているのだ。

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2009年2月下旬 幼穂形成期

雨が多かったが「麦踏み」「土入れ」の効果もあって麦は力強くすくすくと育っている。
今年は期待できそうだ!!

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2009年3月下旬 出穂期

この時期の麦は成長も早い。ぐいぐい肥料を吸収して順調に育っている。
穂も出始めて後は熟成を待つばかりだ。

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2009年4月 収穫前

雨も少なく抜群の天候に恵まれた。順調に麦は色づき熟成している。
後は収穫のタイミングを待つだけ。期待が募る時期だ。
大雨が降らないことを祈る。

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2009年5月 収穫

収穫はタイミングが大事だ。早すぎると「青未塾の麦」が入り、遅すぎると「変色した麦」が
多くなり検査評価が下がる。経験がものをいう。天候にも恵まれ収穫作業は順調に進んだ。
写真2段目右は若き黒木本店の後継者 黒木敏史26才。

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2009年5月中旬 検査

木浦精米所さんの乾燥機で水分含有量13%以下に調整された麦が検査官により検査を受ける。
その評価が気がなる。
1等が多く、一部分が2等の評価。厳しい評価ながらも「努力が報われる」ありがたい感謝の気持ちが
湧いてくる一瞬だ。

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2009年5月末 反省会

今年度は先進地視察も行い、「麦作りの原点」やはり基本が大事だと痛感した年であった。
今年の麦作りを振り返り、お互いの労をねぎらいつつも次回の麦作りに期待が膨らむ反省会であった。
「今度はすべて1等を目指すぞ!!」
「よっしゃー!!」
焼酎が入って長い夜が続いた。

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